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コロナ禍とミニマリスト

カネコ

あくまで「僕の場合はこうでした」というお話をします。

コロナ禍でも暮らしはほとんど変わらなかった

コロナ禍は、ミニマリストというライフスタイルに、影響を与えたんじゃないですか?

そのような質問を、受けたことがあります。

恐らく、質問の趣旨としては、

ミニマリストは、モノを所有せず『街を間取りに』しているけれど、大丈夫だったんですか?

ミニマリストは、余分なストックを持たないけれど、大丈夫だったんですか?

ということなんだろうと思います。

まず、大前提として…

2020年3月ごろの僕は、

人生最大の体調不良に堕ちたゆえに、

働いて一人で生計を立てられなくなり、

両親の家での長期療養の真っ只中でした。

カネコ

世間の皆様より約半年早くSTAY HOMEを始めていました。笑

その頃の僕の暮らしと言えば…

  • 朝、強い疲労感とともに目覚める
  • 昼前に、なんとか布団から出る
  • 辛い身体を引きずりつつ、徒歩で出勤
  • コンビニで13時から22時までバイト
  • 薬を飲んで就寝

こんな毎日の繰り返し。

当然、不要不急の外出なんてするわけもなく、

コンビニでのバイト以外の外出と言えば、

週一の散髪、月一の通院、ときどき無印良品。笑

そのため、

「街を間取りにできず、困ってしまう」

ということはありませんでした。

カネコ

元々、どちらかと言えばインドア派だったことも功を奏しました。

一人暮らしではなかったので、

消耗品の管理をしていなかったこともあり、

ストック問題に悩まされることもありませんでした。

唯一、コロナ禍になって変わったことは、

マスクを着用しなければならなくなったということ。

マスクの効果については、

カネコ

感染者の飛沫拡散を防ぐ効果は期待できるけど、ウイルスから身を護る効果は限定的。

と思っていたので、

不織布マスクが品薄になっても、

パニックになることもありませんでした。

体調不良の影響で、今より-30㎏痩せていました。笑
カネコ

感染することを過度に恐れていなかったので、不織布マスクが出回るまでは、PITTA MASKを洗って使っていました。

カネコ

すでに体調不良でめちゃくちゃ身体が辛かったので、コロナ感染に怯える余裕がなかったんですよね。笑

コロナ禍を、ミニマリズム的視点で俯瞰

以上のようなことから、

僕は、コロナ禍に当事者意識を感じたことがなく、

コロナ禍を、他人事のように俯瞰していました。

そのようなわけで、

当時、ミニマリズム的な視点から、

コロナ禍についてぼんやり考えたことを、

2つだけ語らせていただきます。

カネコ

コロナ禍について、ドライに俯瞰で語りますので、コロナウイルス感染症で苦しまれた方、コロナ禍で経済的・精神的に苦しまれた方にとっては、ともすると不謹慎に感じる表現があるかもしれません。

どうか、寛大な心で読んでいただければ幸いです。

(1)『不要不急』という『制限』の功名

カネコ

先に、下記の記事をお読みいただくと、理解がしやすいかもしれません。

政府の要請による『不要不急の外出自粛』により、

日常生活の楽しみが奪われた人も多くいるでしょう。

しかし、その一方で、

『不要不急の外出自粛』という『制限』により、

今まで漫然と続いていた『無駄』が、

一気に炙り出されたという一面もあると思います。

その一つが『通勤』。

コロナ禍にはリモートワークが普及しました。

『職場に通勤する』ということは、

仕事において、必ずしも必要ではない。

多くの人がそれに気づいたのではないでしょうか。

カネコ

僕はたった1週間ですが、都会の満員電車での“通勤”を経験しました。

カネコ

満員電車で通勤する都会の人には、本当に頭が下がります。

そして、もう一つ挙げたいのが『職場の飲み会』。

高い感染リスクの最たる例として、

かなり強い自粛がされたと思います。

その一方で、

職場の人間関係は大事!
Let’s飲みニュケーション!
飲み会は仕事の一部だぞ!

こういう声が、昔からあると思います。笑

しかし、

コロナ禍で『職場の飲み会』がなくなって、

仕事が円滑に回らなくなったのでしょうか?

『職場の飲み会』は、

仕事において、必ずしも必要ではない。

これも、コロナ禍が炙り出してくれた真実です。笑

カネコ

僕は、職場の飲み会が苦手なので。笑

(2)ソーシャルディスタンシングで…

ソーシャルディスタンシング

コロナ禍では、飛沫感染を防ぐために、

ソーシャルディスタンシングが求められました。

ソーシャルディスタンシングは、

ミニマリズムとは直接関係ないのですが、

このイラストのように、

人々が、席を一つ分空けて座る光景を見て、

カネコ

すばらしい!
街に『余白』ができた!

…と、不謹慎にも思ってしまった自分がいました。

カネコ

いきなりの超余談ですが…

コロナ禍を経て、首相官邸のスタッフさんは、『余白』の良さに気付いたのでは…?と思いました。

安倍内閣(コロナ禍前)

出典:https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201909/11naikaku_kaizo.html

菅内閣(コロナ禍中)

出典:https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/actions/202009/16suganaikaku.html

岸田内閣(コロナ禍明け)

出典:https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202208/10naikaku_kaizo.html
カネコ

コロナ禍が明けても、間隔を空けてソファーを配置しています。

モノとモノとの間に『余白』を設けたほうが、美しく洗練された空間になる。

そのことに、首相官邸のスタッフさんも気付いたのでは?と思うのです。

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。

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