『最小限』ではなく『必要なものだけ』

ミニマリストは、モノを『最小限』まで減らすんでしょ?
一般の方は、そうイメージすると思います。
しかし、この『最小限』という言葉が、
ミニマリストへの誤解を招く原因になりがち。
『最小限』ではなく『必要なものだけ』
この表現のほうが、
ミニマリストの実態を、
より的確に表すことができる気がします。
『最小限』ではなく『最適量』を目指す
もっと言えば、現在の僕は、
『最小限』を突き詰めようと全く思っていません。
『最適量』になればいい…と、ゆるく考えています。



『最小限』を突き詰めようと血眼になるのは、『脳の余白』に逆行すると思うからです。
では、『最適量』とは、どれくらいなのか?
それは、下の記事の『減らす理由』に準拠します。
- 把握できる量
- 負担にならない量
- 美しく整えられる量
- 余白を損なわない量
僕は、これを基準として、
『モノ』や『タスク』を『最適量』にしています。
『最小限』まで減らし切る経験も大切


逆説的なようですが、
『最小限』まで減らし切ることを経験するのは、
『最適量』を目指す為に、有効だと思います。
なぜなら、そうすることで、
本当に必要なものが、骨身に沁みて分かるから。
そして、吟味しながら少しずつ増やしていくことで、
自然と、『最適量』に落ち着くようになるのです。


それでも、僕が『ミニマリスト』を名乗る理由
最後に、余談を一つ…。



『最小限まで削ぎ落とす』ことを突き詰めていない。
そんな僕は、果たして『ミニマリスト』なんだろうか?



もしかしたら、
『シンプリスト』や、
『オプティマイザー』のほうが、
僕の立ち位置を表す言葉として、正確なのでは…?
こんな風に考えたこともありました。
しかし、それでも僕は、
『ミニマリスト』を名乗り、
インターネット上での発信をしています。
それは、『ミニマリスト』という言葉が、
僕の考え方や暮らしぶりを表現する言葉として、
現時点で、最も市民権を得ているワードだから。
Googleの検索ヒット件数
2024年10月24日に検索
- 「ミニマリスト」 約 858万件
- 「シンプリスト」 約 78万件
- 「オプティマイザー」約 32万件
僕がこうして発信をしているのは、
ミニマリストとして有名になりたいからでも、
好きなことで稼ぎたいからでもありません。
「自分と似た価値観の人と出会って、交流したい」
ただただ、そう思っているからなのです。
そのためには、
最も市民権を得ているワードを使うのが合理的。
そのような考えから、
僕は自分を『ミニマリスト』だと名乗っています。



そんなわけで…
皆様、今後ともよろしくお願いします。
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