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婚姻の『本質』について本気出して考えてみた(5)

同性婚を認め、婚姻制度の歴史を事実として教育

たとえ、社会制度が変わっても、

人の価値観は、容易に変わりません。

なので、

時代の変化に伴って制度を変更したとしても、

伝統的な価値観は、決して消えないはず。

カネコ

家制度は、戦後に廃止されました。

ですが、結婚の際に

「当人同士だけの問題じゃない。家同士が絡むことなんだ」

とか言う人は、現代でも一定数いますよね。

ならば、

婚姻制度の対象概念が、

人口再生産をする夫婦から、

共同生活体としての夫婦へと変化しているのだから、

同性婚を認めても、何ら問題ないと思うのです。

それと同時に、

婚姻制度本質は、

子供を産み育てる夫婦への法的承認と保護

であったということについても、

歴史的事実として教育すべきです。

婚姻制度は、男女カップルが人口再生産を行うこと前提に、国家がそのカップルに法的承認を与えるところから始まりました。

しかし、避妊や医療技術の発展や、多様な価値観を認める時代の変化により、共同生活を志向するカップルには、人口再生産の可能性の有無に関わらず婚姻制度によって法的承認が与えられるようになりました。

統計によると、異性愛者は約9割同性愛者は約1割異性愛者同士の婚姻において子供をもうける割合は約6割だとされています。

どのような形であれ、一人一人の個人が、自分らしく生きることができる選択をすることが認められています。

このように事実を教育すれば、

同性婚法制化と、伝統的家族観の保全は、

十分両立しうると、僕は思っています。

一人一人が、自分らしい選択ができる社会へ

綺麗事を言いたいわけではありません。

同性カップルの皆さんは、

国家

あなたたちに婚姻は認めません!

と言われているわけです。

これを僕に置き換えて想像すると、

国家

あなたに独身生活は認めません!

と言われているということです。

カネコ

嫌だーーー!!笑

そのようなわけで、

僕は、婚姻制度積極的な意見はありませんが、

カネコ

すべての人に、自分らしく生きることができる選択が認められる社会であってほしい…

と、ほんのり思っているのです。

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。