この記事をお読みいただく前に、下記の記事をお読みいただくと、理解がしやすいかもしれません。
ミニマリズムとは、
『余白をつくるために、減らすこと』です。
そして、逆説的なようですが、
減らす為には『制限』が“補助線”として有効です。
『枠』と『要素』
前述の記事の再放送です。笑
『枠』があります。
『枠』の中に、
さまざまな『要素』があります。
ごちゃごちゃしていて、窮屈ですね…。
もっと『余白』がほしい…
ごちゃつきや窮屈さを解消する手段としては、
二つの方法が考えられます。
- 『枠』を広げる
- 『要素』を減らす
ミニマリズムは、
『要素』を減らすという選択します。
しかし、ここで問題になるのが、
どの『要素』が残すべき大切なもので、
どの『要素』が減らしてもいい瑣末なものか、
ということに、迷いが生じてしまう場合があること。
『制限』を“補助線”として、減らす
ここで、“補助線”たる『制限』の登場です。
『枠』の広さを制限します。
『枠』に収まるだけしか『要素』を選べませんね。
「狭くなった『枠』に収まるだけ」という制限の中、
大切な『要素』だけを選び取ることができました。
『制限』は、取捨選択し終えたら外す
しかし、『制限』はあくまで“補助線”。
取捨選択が終わったら、外すことをお勧めします。
ご覧ください!
『余白』が生まれ、すっきりと美しくなりました。
『ミニマリズムと制限』の例
モノ篇:登山のパッキング
登山のパッキングをする際は、
「バックパックに入る分だけ!」
「なるべく重くないモノを!」
という『制限』を、誰しも必然的に意識するはず。
だから、本当に必要なモノだけを選べるし、
質の高いモノを自然と選ぶことができます。
タスク篇:仕事の日の朝に寝坊した時
- 目覚める
- 温冷交代浴をする
- 外気浴
- 身だしなみ
- 着替える
- プロテイン朝食
- 洗濯物を畳む
- 部屋の掃除整頓
- トイレ
- 出かける
これが、僕の理想的なモーニングルーティーン。
しかし、仕事の日の朝に寝坊した時は、
こんな悠長なことをやってられません。笑
- 目覚める
- 着替える
- 出かける
「とにかく最短で家を出る!」
という『制限』がかかることで、
本当に必要なタスクだけを選べるんです。笑
でも、やはり朝はゆとりを持って過ごしたいもの。
『制限』のあとに『余白』は必須なのです。
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