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刑罰の『本質』について本気出して考えてみた(3)

刑罰の本質は『隔離』?

絶海の孤島のホテルへ隔離ではダメなのか?

極端な話、

犯罪者を隔離するのなら、

彼らを刑務所に収容して、

自由を奪うという罰を与えなくても、

以下のような方法でもいいはずです。

国家

凶悪犯罪者は、
再犯の可能性が高い!

社会から一生隔離する!

凶悪犯罪者は、絶海の孤島のホテルに送られ、

三食昼寝付き、悠々自適の余生を送ることに。

凶悪犯罪者は、二度と社会に戻ることはなくなり、

社会は、安心・安全になりました。

…とはならないですよね?

なんで犯罪者(絶海の孤島でとは言え)悠々自適に暮らせるんだ💢

と、国民から強い反発が起こるはずです。

極端な喩え話ではありますが、

刑罰が、単純な隔離政策ではなく、

自由を剥奪する制裁であることが、

直観的に理解できるのではないでしょうか。

罰金には『隔離』機能がゼロ

死刑拘禁刑には『隔離』の機能があります。

カネコ

死刑は、隔離どころか排除

無期拘禁は、(事実上)一生隔離

有期拘禁は、一定期間隔離

しかし、当たり前の話ですが、

罰金には『隔離』の機能はゼロです。

刑罰の本質は『隔離』ではない

隔離』の機能

  • 単純な隔離政策ではない
  • 罰金の場合、機能はゼロ
  • 有期拘禁の場合、効果は一時的

このような理由から、

『隔離』は、社会防衛に資する、

非常に重要な刑罰の機能ではあるけれど、

刑罰の本質ではないと、僕は考えました。

続きます。

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。