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税金の『本質』について本気出して考えてみた(3)

MMTにおける、税金の役割

3.行動の誘導

国家「喫煙個人の自由ですけど、罰金はとりますよ」

これは、端的に言えば、“罰金” です。

一番分かりやすい例は、タバコ税でしょう。

喫煙は違法ではありませんが、

健康に悪影響があることは間違いなく、

なるべく、喫煙人口は減らしていきたいところ。

そこで、税金が必要になってきます。

国民の “望ましくない行動” に対して、

罰金的な意味合いで税金を課し、

望ましくない行動” を、抑制していく。

実は、税金には、このような側面もあるのです。

カネコ

そう考えると、消費税消費をしたら“罰金”ということになるわけで…

「不景気の時は、消費を喚起して経済を回すべき」だとするのなら、消費税ってマジでイミフな気がします。

なーんてね♬笑

4.通貨の価値の担保

国家「日本円で納税しないと、を与えますからね」

誰もが大好きな、お金

しかし、冷静に考えてください。

あれって、ただの紙切れ金属片ですよね。笑

なぜゆえ、あんな紙切れ金属片に、

国民全員が価値を感じているのでしょうか?笑

その理由にも、税金の役割が関係しています。

俺は日本円なんて使わないぜ!

国家

日本円税金を納めてもらいます。

これは強制です!

従わない国民には、を与えます!

ぐぬぬ…

日本円を使わざるを得ないか…

このように、

通貨による納税義務を課すことで、

通貨の需要を生み出し、価値を担保する。

意外にも、これも税金の役割の一つなのです。

税金の本質は財源か?経済の調整手段か?

結局のところ、僕にはよく分かりません。

カネコ

所詮僕なんて、自分のお金の管理すらきちんとできていない『経済を語らないミニマリスト』なんで。笑

ファクトとしてお伝えできるのは、

MMT賛否両論ある学説だということと、

日本政府はMMTを採用していないということ。

そして、積極財政を標榜する政党も、

MMTへの依拠を否定していることです。

ですが、個人の意見としては、

税金の本質は、公共サービスの財源

という説より、

税金の本質は、経済のコントロール手段

という説のほうが、

カネコ

なんだかしっくりくるな

と、感じているというのが、率直なところです。

納税者として、自分で調べて考える

  • 『税は財源である』主流派経済学
  • 『税は財源ではない』MMT

どちらが正しいのかは、分かりません。

しかし、間違いなく言えるのは、

我々は、納税を義務として課されている

ということです。

だからこそ、

税金の本質について、自分で調べて考える

これが、納税者として大切な姿勢だと思います。

手前味噌ではありますが、

本記事が、皆さんの “考えるきっかけ” になれば、

ミニマリストとして、とても嬉しく思います。

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。