衝撃の『知能検査』結果
検査から2週間後、
知能検査を担当した社会福祉士から、
検査結果が告げられました。
それが、こちら。
- FSIQ(全検査IQ)115「平均の上」
- VCI(言語理解指標)121「高い」
- PRI(知覚推理指標)103「平均」
- WMI(ワーキングメモリ指標)109「平均」
- PSI (処理速度指標)118「平均の上」
各合成得点および下位検査項目の得点においての差が大きい為、発達障害の可能性がある。
ついに、診察で精神科医と対面
社会福祉士からの検査結果告知の後、
いよいよ、診察を受けることになりました。
検査の結果、あなたは発達障害です。
『言語理解』は東大生レベルなのに、『知覚推理』は一般人レベル。
こんなに能力が偏っていて、よく今まで苦労せずに生きてこれたね。
今日から発達障害の薬を飲んで欲しい。
ちょっと、待ってください。
確かに、僕の知能には『ばらつき』があるのかも知れません。
ですが、僕はその『ばらつき』によって、日常生活で特に困っていないんです。
もしかしたら、周囲の人にはご迷惑を掛けているのかも知れないですが…
それに、今回の受診の主訴は『どれだけ睡眠をとっても、一日中疲れが取れない』ってことなんです。
その発達障害の薬を飲んだら、僕がいま苦しんでいる『慢性的な疲労感』は改善されるんですか?
……はぁ。
プロである私に対して、そうやって反論してくる。
そういう所が『発達障害』なんだよ。
……。
発達障害は遺伝するからね。
あなたのご両親のうちどちらかは、発達障害だと思うよ。
……。
その後、
じゃあ、結局あなたはさ『仮面うつ病』だってことで、治療をしてほしいわけね?
※『仮面うつ病』=精神症状がほぼなく、身体症状のほうが目立つタイプのうつ病。
はい。
そういうことなら、抗うつ薬を処方します。
と、言われたのですが、
この医師に、もう信頼感を抱けなかったので、
それ以降、この病院は受診しませんでした。
続きます。
次回が最終回です。
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