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精神科医から発達障害だと診断された話(3)

衝撃の『知能検査』結果

検査から2週間後、

知能検査を担当した社会福祉士から、

検査結果が告げられました。

それが、こちら。

  • FSIQ(全検査IQ)115「平均の上」
  • VCI(言語理解指標)121「高い」
  • PRI(知覚推理指標)103「平均」
  • WMI(ワーキングメモリ指標)109「平均」
  • PSI (処理速度指標)118「平均の上」

各合成得点および下位検査項目の得点においての差が大きい為、発達障害の可能性がある。

ついに、診察で精神科医と対面

社会福祉士からの検査結果告知の後、

いよいよ、診察を受けることになりました。

精神科医

検査の結果、あなたは発達障害です。

精神科医

『言語理解』は東大生レベルなのに、『知覚推理』は一般人レベル。

こんなに能力が偏っていて、よく今まで苦労せずに生きてこれたね。

精神科医

今日から発達障害の薬を飲んで欲しい。

カネコ

ちょっと、待ってください。

カネコ

確かに、僕の知能には『ばらつき』があるのかも知れません。

カネコ

ですが、僕はその『ばらつき』によって、日常生活で特に困っていないんです。

カネコ

もしかしたら、周囲の人にはご迷惑を掛けているのかも知れないですが…

カネコ

それに、今回の受診の主訴は『どれだけ睡眠をとっても、一日中疲れが取れない』ってことなんです。

カネコ

その発達障害の薬を飲んだら、僕がいま苦しんでいる『慢性的な疲労感』は改善されるんですか?

精神科医

……はぁ。

精神科医

プロである私に対して、そうやって反論してくる。

そういう所が『発達障害』なんだよ。

カネコ

……。

精神科医

発達障害は遺伝するからね。

あなたのご両親のうちどちらかは、発達障害だと思うよ。

カネコ

……。

その後、

精神科医

じゃあ、結局あなたはさ『仮面うつ病』だってことで、治療をしてほしいわけね?

『仮面うつ病』精神症状がほぼなく、身体症状のほうが目立つタイプのうつ病。

カネコ

はい。

精神科医

そういうことなら、抗うつ薬を処方します。

と、言われたのですが、

この医師に、もう信頼感を抱けなかったので、

それ以降、この病院は受診しませんでした。

続きます。

次回が最終回です。

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。

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