迅速に決定できる民主主義
- 一院制(任期4年)
- 首相公選制ではなく、議院内閣制を維持
衆議院過半数の政党と、
参議院過半数の政党がねじれた場合…

日本は、衆議院と参議院からなる二院制です。
法案は、原則として、
衆議院と参議院の両方で可決されることで、
法律として成立する仕組みです。
しかし、
こんな状況を想像してみてください。
衆議院議員総選挙で、
与党A党が勝利し、
衆議院の過半数の議席を占めました。
ですが、
次の参議院通常選挙において、
野党B党が勝利し、
参議院の過半数の議席を占めました。
すると、どうなるでしょうか?
首相は与党A党の代表ですから、
首相の内閣が提出する法案は、
与党A党が過半数を占める衆議院では、
すんなりと可決されるでしょう。
しかし、その法案は、
野党B党が過半数を占める参議院では、
否決されてしまうかもしれません。
そうすると、
法案成立は難しくなってしまうのです。
異なる“民意”が併存しないようにする
衆院選で与党A党が衆院の過半数の議席
- 参院選で野党B党が参院の過半数の議席
これはどちらも、紛れもなく有権者の“民意”です。
問題なのは、
示された時期が違う“民意”が、
同時期に併存してしまっていること
だと、僕は思っています。
だからこそ、
そのような“民意のねじれ”を防ぐために、
議会制度は一院制であるべきだと思っているのです。
一院制なら、意思決定が迅速になる

ここまで、
衆参でそれぞれ“異なる民意”が反映され、
意思決定において政治の停滞を招いてしまう…
という観点で、一院制を提案すると述べてきました。
しかし、もっと単純な話、
一院制なら、二つの議院で審議しないので、
意思決定に必要な時間を短縮できるのです。
一院制は、そのような観点からも、
“迅速に決定できる民主主義”
にとって、必要不可欠だと言えると思います。
続きます。


