このシリーズでは、
迅速に決定できる民主主義
国民による政権へのチェック機能の確保
を目指した、
議会・内閣制度の改革案を提案していきます。
ですが、その前に、
改革案を理解するための前提知識として、
現在の議会・内閣制度について、
一緒に確認していきましょう。
日本の議会・内閣制度はどうなっているのか?

『議会』と『内閣』とは?
カネコまずは、
基礎中の基礎の確認から…笑
- 議会:法律を作る
- 内閣:政治を実際に動かす
日本の議会制度はどうなっているのか?


法律を作る議会は、
衆議院と参議院の二院制になっています。
ただし、
衆議院の優越という仕組みがあり、
衆議院の方が強い権限を持っています。
そして、
衆議院・参議院の国会議員は、
選挙で国民が直接選ぶことができます。



詳細は、
以下の表を見てください。
| 項目 | 衆議院 | 参議院 |
|---|---|---|
| 任期 | 4年 | 6年 |
| 解散 | あり | なし |
| 改選 | 任期満了 または 解散による総選挙 | 3年ごとに 半数を改選 |
| 内閣 不信任決議 | できる | できない |
日本の内閣制度はどうなっているのか?


政治を実際に動かす内閣は、
議院内閣制という仕組みを採用しています。
議院内閣制
国会が首相を選び、
内閣が国会の信任に基づいて
成り立つ仕組み。



……??
よくわかんない。
ですよね。笑
わかりやすく説明します。
議会のメンバーである国会議員は、
選挙で国民が直接選ぶことができましたよね?
しかし、
内閣のトップである、内閣総理大臣は、
選挙で国民が直接選ぶことができません。
では、誰が首相を選ぶのか?
それは、国民が選挙で選んだ国会議員です。
つまり、
内閣のトップである首相を、
国民は直接選ぶことはできないけれど、
国民が選んだ国会議員が指名することで、
“間接的に選べる”ことになっている。
そして、
内閣は議会の信任で成り立っているので、
衆議院が内閣を信任しないと決めたら、
内閣は10日以内に、
衆議院解散or総辞職しなければならない。
というのが、議院内閣制なのです。



衆議院でも参議院でも、
首班指名選挙は行われますが、
衆議院の優越により、
最終的には、
衆議院の判断が優先される
仕組みになっています。



ゆえに、
衆議院議員総選挙は、
事実上の政権選択選挙
と言われるのです。
僕が提案する議会・内閣制度改革案


現在の日本では、
- 衆議院と参議院の二院制
- 首相を国民が直接選ばない議院内閣制
が採用されています。
その一方で、
僕が提案する議会・内閣制度は、
迅速に決定できる民主主義
- 一院制(任期4年)
- 首相公選制ではなく、議院内閣制を維持
というものです。
どうして、そのような提案をするのか?
次回以降の記事で、順を追って説明します。










