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『議会と内閣』について本気出して考えてみた(2)―僕が民主主義に求めること編

僕が民主主義に求めること

今回のシリーズの大前提として、

僕が民主主義に求めること

について、最初にお伝えさせてください。

それは、以下の2つの点です。

  1. 迅速に決定できる民主主義
  2. 国民による政権へのチェック機能の確保

1.迅速に決定できる民主主義

善良な賢者による独裁がベスト

善良な賢者による独裁
カネコ

なんか炎上しそうな
刺激的な見出しで、
大変恐縮ですが…笑

僕は、政治の意思決定において、

真に必要な政策を、

スピード感を持って実行するためには、

善良な賢者による独裁がベストだと思っています。

しかし、

  • 完全に善良な人間はいない
  • 仮にそういう人間がいたとしても、
    その人物が永遠に統治できるわけではない
  • 絶対に間違わない決定をできる人間はいない
  • 仮にそういう人間がいたとしても、
    すべての人が納得する決定をすることはできない

という理由から、

善良な賢者による独裁は、

現実にはあり得ない、理想の話だと思っています。

独裁よりマシな、民主主義

撮影:ユスフ・カーシュ(1941年)/所蔵:カナダ図書館・文書館/出典:ウィキメディア・コモンズ/CC BY 2.0/AI(人工知能)で横3:縦2に再構成

民主主義は最悪の政治形態である。――ほかに試みられてきた、これまでのあらゆる形態を除けば。

イギリスの元首相ウィンストン・チャーチルが、1947年11月11日の英国下院演説で引用した有名な言葉

現在、多くの先進国では、

政治体制として民主主義が採用されています。

しかしそれは、

民主主義が、

政治の意思決定においてベストだから

という理由ではないと、僕は思っています。

民主主義においての、

  • 意思決定の遅さ
  • 衆愚政治に陥る危険性

というデメリットが、

独裁においての、

  • 無能な独裁者が誤った意思決定をする危険
  • 独裁者への忖度によって、
    正確な情報が届かなくなる危険
  • 邪悪な独裁者が私利私欲に走る危険
  • 国民の自由や権利が侵害される危険
  • そんな権力の暴走を止めにくい制度であること

という重大なデメリットと比較すればマシなので、

民主主義を選択していると僕は思っているのです。

民主主義のメリットとデメリット

ここで、改めて整理しておきたいです。

メリット

  • 多様な民意を政治に反映できる
  • 政治的な決定に納得感が生まれやすい
  • 権力の暴走を抑制しやすい
  • 国民が政治権力を選び直せる

デメリット

  • 意思決定の遅さ
  • 衆愚政治に陥る危険性

日本に住む日本国民である僕は、

民主主義のメリットを存分に享受しています。

だからこそ、

カネコ

民主主義のデメリットを
少しでも緩和したい…!

と思うのです。

迅速に決定できる民主主義がベター

迅速に決定できる民主主義

衆愚政治に陥る危険性というデメリットは、

完全になくすことはできませんが、

衆愚政治によって国民が誤った判断をしても、

国民には、選挙によって政治権力を選び直し、

誤った政治を修正する機会があります。

カネコ

例えば…

自民党がダメだと思って、
民主党に政権を任せた。

でも、民主党は、

自民党よりもっとダメだった。

だから、
もう一度自民党に政権を戻す。


…みたいなことができますよね。

そして、

意思決定の遅さというデメリットは、

迅速に決定できる民主主義

を目指し、

議会・内閣制度を以下のように改革することで、

緩和できるのではないかと考え、

今回のシリーズで、提案をしていきます。

迅速に決定できる民主主義

  • 一院制(任期4年)
  • 首相公選制ではなく、議院内閣制を維持

一院制(任期4年)

については、第4回の記事で、

首相公選制ではなく、議院内閣制を維持

については、第5回の記事で、

それぞれ詳しく説明をしていますので、

どうかお読みいただければ幸いです。

また、

上記提案を理解する上での、

前提知識を共有するために、

現在の議会・内閣制度についての考察記事を、

第3回の記事として載せていますので、

先にお読みいただければ、

理解がしやすいかもしれません。

2.国民による政権へのチェック機能の確保

意思決定の迅速化を目指す一方で、

権力の暴走を防ぐことも重要です。

そのため、

権力の正統性や、権力の行使の正当性について、

国民が政権をチェックできる機能を、

確保することが極めて重要だと考えています。

国民による政権へのチェック機能の確保

のための議会・内閣制度の改革案としては、

今回のシリーズで、以下の提案をしていきます。

国民による政権へのチェック機能の確保

  • 首相にフリーハンドの解散権
  • 総選挙を経ずに就任した新首相には、
    120日以内の解散総選挙実施ルール
  • 内閣不信任案の否決
    →総選挙実施についての国民投票

首相にフリーハンドの解散権

については、第10回の記事で、

総選挙を経ずに就任した新首相には、
120日以内の解散総選挙実施ルール

については、第11回の記事で、

内閣不信任案の否決
→総選挙実施についての国民投票

については、第12回の記事で、

それぞれ詳しく説明をしていますので、

どうかお読みいただければ幸いです。

また、

上記提案を理解する上での、

前提知識を共有するために、

衆議院解散についての考察記事を、

第6〜9回の記事として載せていますので、

先にお読みいただければ、

理解がしやすいかもしれません。

続きます。

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。