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『民主主義の制度設計』について本気出して考えてみた(11)―100日以内の解散総選挙ルール編

2.総選挙を経ずに就任した新首相には、100日以内の解散総選挙ルール

カネコ

要は、
岸田・石破・高市モデル
の法制化です。

総選挙の洗礼を受けずに
就任した首相の民主的正統性の問題

例えば、こんな状況を思い浮かべてください。

とある総選挙でA政党が議会の過半数を獲得し、

A政党代表のX氏が首相に指名されたとします。

1年後、X首相が辞任します。

後継のA政党代表にはY氏が就任したので、

Y氏が首相に指名されました。

さらに1年後、Y首相が辞任します。

後継のA政党代表にはZ氏が就任したので、

Z氏が首相に指名されました。

ここで考えていただきたいのが、

X首相とY首相・Z首相の違いです。

X首相の就任時は、直前に総選挙があったので、

有権者は、

有権者

A政党が
政権を取れば、
Xさんが
首相になる
んだよね。

という想定をしながら投票したわけです。

つまり、X首相は、

言わば、政権選択選挙の洗礼を受けたと言えます。

一方で、

Y首相・Z首相はどうでしょう?

議会に首班指名されて首相になったわけで、

法的な民主的正統性は当然あります。

しかし、Y首相・Z首相は

政権選択選挙の洗礼を受けてはいません。

平たく言えば、

前回の総選挙の際に、

有権者は、

有権者

A政党が
政権を取れば、
Yさんが
首相になる
んだよね。

有権者

A政党が
政権を取れば、
Zさんが
首相になる
んだよね。

という想定をしながら、投票していないわけです。

繰り返しになりますが、

Y首相・Z首相は、

政権選択選挙の洗礼を受けてはいませんが、

法的な民主的正統性はしっかりとあります。

しかし、Y首相・Z首相は、

首相になることについて、

総選挙を通じて、

国民の信任を得たわけではありません。

僕は、そこに問題があると思うのです。

岸田首相によって気付かされた、
新首相が総選挙で信任を得ることの重要性

僕が政治に興味を持ったのは、小泉政権からでした。

  • 2005年 小泉首相が郵政選挙で大勝
        (衆院再可決可能な2/3を与党で確保)
  • 2006年 小泉首相が総裁任期満了で辞任
         後任に安倍首相就任
  • 2007年 安倍首相が辞任 後任に福田首相就任
  • 2008年 福田首相が辞任 後任に麻生首相就任

このような歴史を体験する中で、

大学生カネコ

安倍首相も、
福田首相も、
麻生首相も、
小泉首相の“遺産”で、
なんとかやってる
感じだなぁ〜笑

などと思ってはいましたが、

総選挙の洗礼を受けていない、

安倍首相、福田首相、麻生首相の、

民主的正統性についてなど、全く考えませんでした。

カネコ

そういうもんだと
思っていたんです。

しかし、2021年10月。

岸田首相の登場で、僕の価値観は揺さぶられました。

当時(2021年)の直近の衆院選は、

安倍首相のもとで行われた、

2017年の国難突破解散によるもの。

菅首相の後任として就任した岸田首相は、

言わば、安倍首相の“遺産”の議席のもと、

首相に就任をしました。

そんな岸田首相は、

就任初日の記者会見で、このように言いました。

筆者が生成AIで作成

そして最後に、衆議院議員任期と今後の選挙日程について申し上げます。

10月21日に衆議院議員の任期は満了いたします。可及的速やかに総選挙を行い、国民から最新の御信任をいただいて国政を担っていく必要があります。また、コロナ感染の状況は現在落ち着きを見せているとはいえ、先行きについては不透明です。多くの国民の皆様がいまだ大きな不安をお持ちです。一刻も早く大型で思い切ったコロナ対策、そして経済対策を実現してまいりたいと思います。そのためにはイの一番に国民の皆様に、この岸田にお任せいただけるのかどうか、この御判断を頂き、可能であるならば国民の信任を背景に信頼と共感の政治を全面的に動かしていきたいと考えます。

以上のように考え、私は可能な限り早い時期に総選挙を行うことを決意いたしました。所信表明、代表質問を行った後、今国会の会期末、10月14日に衆議院を解散し、10月19日公示、10月31日に総選挙を行うことといたします。選挙事務の準備期間が非常に短いため、コロナワクチンの接種に御尽力いただいている自治体の皆様には御負担をお掛けいたしますが、何とぞよろしくお願いをしたいと思います。

引用元:内閣発足等についての岸田内閣総理大臣記者会見(全文)2021年10月4日 
https://www.jimin.jp/news/press/202083.html?utm_source=chatgpt.com

………カッコ良すぎて、痺れました。笑

この岸田首相の記者会見が、

総選挙を経ずに就任した新首相は、

できるだけ早く解散総選挙を行い、

国民の信任を得るべきではないか

と僕が考えるようになったきっかけなんです。

カネコ

岸田首相が、
さまざまな批判を受けながらも、
総裁任期の3年間
きっちり首相でいられた
のは、
就任当初に
自らの手で解散総選挙を行い、
国民の信任を得たこと
も、
大きな理由の一つなのでは?
と僕は思っています。

働いて、働いて、働いて、働いて、働いてから解散できるように、

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。