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理想とはフィクションであり、現実とはグラデーションである(3)

共産(社会)主義と、完璧主義は似ている

出典:ゼロカラ 〜0から学ぶ大人の教養〜 https://www.youtube.com/watch?v=Ba4YP9D1Aj4&t=382s

人間は、みんな平等であるべき。

だから、格差をなくそう。

共産(社会)主義の理念は、一見美しく思えます。

しかし、共産(社会)主義国家が、

その美しい『理想』的な理念とは裏腹に、

独裁による圧政になってしまうのはなぜでしょう。

それは、 

グラデーションである『現実』を、

フィクションである『理想』に、

無理やり捻じ曲げようとするのには、

強大な権力が必要になるからです。

能力が高い人もいれば、低い人もいる。

意欲が高い人もいれば、低い人もいる。

運がいい人もいれば、運に恵まれない人もいる。

結果、富める人もいれば、貧しい人もいるのです。

共産(社会)主義政権は、

そのような『現実』グラデーションを、

『理想』という【白】一色に染めようと、

強大な権力を独裁的に行使して、

【白】になるよう人民に強制したり、

【白】ではない人を亡き者にしたりするのです。

完璧主義も、それと全く同じ。

できるときもあれば、できないときもある。

そんなグラデーションである『現実』を無視し、

どんな時でも完璧を目指すという、

フィクションである『理想』を追求する行為は、

強烈なストレスを精神に加えることになります。

ゆえに、完璧主義は、心身の健康を蝕むのです。

カネコ

僕は完璧主義を突き詰めた結果、人生最大の体調不良に堕ち、長期療養をした経験があります。

共産(社会)主義は、

独裁圧政になる上に、経済的にも失敗する

愚かな『理想』であると、歴史が証明しています。

完璧主義は、それと同じくらい愚かな『理想』だ。

そう考え、僕は 完璧主義を手放そうと思いました。

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。