非合理的・非効率的な手法を改善するとき

昔から脈々かつ漫然と続いてきている。
だけど、明らかに非合理的かつ非効率的。
どんな組織にも、
こういうことが、一つや二つ、あると思います。
僕は、ミニマリストなだけあって、
そういうことを見つけることと、
それに代わる合理的かつ効率的な方法を、
新たに考え出すことが得意です。
しかし、改善案をメンバーに提案しても、
それがすんなりと受け入れられることは、稀。
大抵の場合、

えっ?
何で変えようとするの?



新しいやり方は、
なんか不安…



今まで通りでよくない?
こういう意見によって、改善案は頓挫します。笑



誰もが合理的に物事を考えられるわけではないし、人間の脳は変化を嫌うようにできているらしいですからね。
そんなときも、『徐々に変えていく』の出番。
現状のやり方を、
裁量権やオリジナリティーの範囲内で、
少しずつ、少しずつ、改善案へ近づけていくのです。



もちろん、個人の裁量を超える大きなシステム改善については、メンバーにきちんと提案をします。



・分かりやすく丁寧なプレゼン
・“外圧” を大義名分として利用
・最後は自分の “政治力” ※(後述)
資料を準備したり、
タイミングを見計らったり…
自分の得意なことと、
機を見るに敏な性格を、
フル活用してチャレンジします。
【補足】変えるには、“政治力” も必要
人間の脳は、“異常の検知” に敏感で、
変化を嫌うようにできている。
そうした脳の特性が、
同調圧力を生み、改革への抵抗を生む。
このように、僕は考えています。



・他人は他人、自分は自分
・物事の判断は合理的に
と、僕は思っていますけどね。笑
それへの対策の一つとして、
『徐々に変えていく』を挙げてきたわけですが、
これは万能ではないことも、理解しています。



徐々に変えようが、気づいて指摘してくる人はいますから。笑
やはり、物事を変えていくには、
“政治力”が必要なのは、否定できません。



・人柄
・実績
・支持率
・威圧感
・ポジション
様々な “政治力” があると思います。



先述の淳さんも、“政治力” があるから、ある程度の自由が許されるタレントなんだろうな…と。



また、日本の安全保障政策も、
・徐々に変えていく
・時の首相の政治力
の合わせ技で変化させてきた歴史があると思っています。



僕は、
・人柄と実績を“政治力”に
・徐々に物事を改善させる
で、社会のお役に立てれば…と考えています。
『徐々に変えていく』を、自分に対しても…
ここまでの話だと、



わ!!!



・理不尽な同調圧力
・旧態依然のシステム
どっちも戦略で無効化できる、俺カッケー!



能力が高い俺は、実績を積み上げて “政治力” も高められる!



…って、
結局、いつもの自慢話!
という声が、聞こえてきそうです。笑



本当にすみません…笑
…というわけで、最後に、
この『徐々に変えていく』という手法を、
社会の中で対外的にではなく、
自分に向けて応用するという話をさせてください。
次が最終回。
最後までお付き合いいただければ幸いです。