コンビニでの新人教育でのこと…

唯一、徹底されていた レジ接客ルール
数年前、コンビニでバイトをしていた時に、
新人さんにレジ接客を教えることになりました。
一応、接客マニュアルはあったのでしょうが、
それを厳格に運用することは求められておらず、
それぞれの店員が、常識の範囲内で、
自分なりの接客をすることが許されていました。
唯一、共有・徹底されていたルールが、
理由は、
とのことでした。

それが公式な接客マニュアルだったのか、その店舗での独自ルールだったのかは分かりませんが…
僕がやっていた 超効率的レジ接客
少し話は逸れますが、
僕は、ミニマリストなだけあって、
レジ接客でも効率化を追求していました。笑
具体的には、


- レジ袋の要・不要をお伺いする
- レジ袋の口を広げて机の上に置く
- 商品をスキャンしてレジ袋に入れる



・商品をスキャンして、机に置く
・全商品のスキャンが終わってから、袋詰めをする
という店員さんが多いのですが、明らかに二度手間だと思うんですよね。笑
新人さんへの指導をするとき



今から、僕がレジ接客の手本を見せるので、ざっくりと流れを覚えてください。



はい!





今の一連の流れの中で、絶対に守って欲しいのは『お札の向きを揃えてレジに入れること』です。
理由は『向きの揃ったお札を、お客様へお渡しするため』です。



はい!
承知しました!



では、僕と全く同じでなくてもいいので、とりあえず一回やってみましょうか。
僕は横にいて、何かあったらすぐにヘルプしますから!
このあと、この彼女は、
無事に一連の流れをこなすことができました。
正直言えば、



あっ!
全部の商品のスキャンが終わってから、袋詰めしているな…笑
と気づきましたが、そこは指摘しませんでした。
絶対に守るべきルールだけを提示して、
あとは本人の自主性を重んじる。
これが、僕が心掛けている
『ネガティヴリストな指導』なのです。
次は最終回。
『指導は、ネガティヴリストで』
僕がそう考えている理由についてお伝えします。
ぜひ、最後までお付き合いください。