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指導は、ネガティヴリストで(2)

コンビニでの新人教育でのこと…

唯一、徹底されていた レジ接客ルール

数年前、コンビニでバイトをしていた時に、

新人さんにレジ接客を教えることになりました。

一応、接客マニュアルはあったのでしょうが、

それを厳格に運用することは求められておらず、

それぞれの店員が、常識の範囲内で、

自分なりの接客をすることが許されていました。

唯一、共有・徹底されていたルールが、

紙幣の向きを揃えてレジに入れること

理由は、

お釣りをお渡しする際の見栄えのため

とのことでした。

カネコ

それが公式な接客マニュアルだったのか、その店舗での独自ルールだったのかは分かりませんが…

僕がやっていた 超効率的レジ接客

少し話は逸れますが、

僕は、ミニマリストなだけあって、

レジ接客でも効率化を追求していました。笑

具体的には、

  • レジ袋の要・不要をお伺いする
  • レジ袋の口を広げて机の上に置く
  • 商品をスキャンしてレジ袋に入れる
カネコ

・商品をスキャンして、机に置く
・全商品のスキャンが終わってから、袋詰めをする

という店員さんが多いのですが、明らかに二度手間だと思うんですよね。笑

新人さんへの指導をするとき

カネコ

今から、僕がレジ接客手本を見せるので、ざっくりと流れを覚えてください。

新人さん

はい!

カネコ

今の一連の流れの中で、絶対に守って欲しいのは『お札の向きを揃えてレジに入れること』です。

理由は『向きの揃ったお札を、お客様へお渡しするため』です。

新人さん

はい!
承知しました!

カネコ

では、僕と全く同じでなくてもいいので、とりあえず一回やってみましょうか。

僕は横にいて、何かあったらすぐにヘルプしますから!

このあと、この彼女は、

無事に一連の流れをこなすことができました。

正直言えば、

カネコ

あっ!

全部の商品のスキャンが終わってから、袋詰めしているな…笑

と気づきましたが、そこは指摘しませんでした。

絶対に守るべきルールだけを提示して、

あとは本人の自主性を重んじる。

これが、僕が心掛けている

『ネガティヴリストな指導』なのです。

次は最終回。

『指導は、ネガティヴリストで』

僕がそう考えている理由についてお伝えします。

ぜひ、最後までお付き合いください。

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。