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他人を変えるなら、太陽で

カネコ

寓話『北風と太陽』の、
太陽のような人でありたいと、
僕は思っています。

カネコ

でも、
僕が志向する“太陽”は、
皆さんが想像する“太陽”とは、
恐らく違うと思います。笑

イソップ寓話『北風と太陽

あらすじ

北風太陽が、

旅人の上着を脱がせる勝負をする。

まず、北風が強く吹きつけると、

旅人は寒さから身を守ろうと、

上着をしっかり押さえてしまう。

しかし、太陽が暖かく照らすと、

旅人は暑くなり、自分から上着を脱いだ。

こうして、勝負は、太陽の勝ちとなった。

カネコ

この寓話は、

“力ずくで相手を
動かそうとするより、
穏やかに働きかけるほうが
うまくいく”


という教訓として
知られていますよね。

僕は、

北風ではなく、

太陽のような人でありたい。

しかしそれは、

他者に寛容になり、

穏やか温かいアプローチをする

ということではありません。

カネコ

僕がそんなお人好しなわけ
ないじゃないですか。笑

“北風アプローチ”と“太陽アプローチ”

カネコ

僕が過去の職場で
実際に経験したエピソードを
例に挙げて説明しますね。

相手に不満を持ち、相手を動かしたくなる時

僕の部署は、

  • Yさん

の2人体制で、

隣同士に並んだデスクで勤務をしていました。

Yさんは、

お人柄がすごく素敵な女性だったのですが、

業務上、一点だけ、気になることがありました。

それは、

Yさんがほとんど電話応対をしない

ということ。

僕とYさんのデスクには、

それぞれ電話機が置いてあったのですが、

電話が掛かってきても、

Yさんは電話機に目をやることも一切なく、

自分の作業に集中していることがほとんどでした。

そのため、普段は、

掛かってきた電話の9割を、僕が応対していました。

そして、

僕が煩雑かつ量の多い業務に追われており、

Yさんが簡単な業務をこなしている時も、

Yさんはなかなか電話を取ろうとはせず、

自分がやっている作業に没頭していました。

正直に言って、僕は、

カネコ

いつも俺ばっかり
電話に出ている…

カネコ

せめて、
俺が忙しいときは、
Yさんが電話応対を
してくれないかなぁ…

と、いつも思っていました。

一般的に、こういう時の解決策は、

北風的なアプローチ

と、

太陽的なアプローチ

の2つに大きく分かれると思います。

“北風アプローチ”

カネコ

Yさん💢

カネコ

なんでいつも電話に
出ないんですか💢

カネコ

いま、
どう考えても、
俺のほうがたくさん
仕事を抱えていて、
Yさんのほうが
余裕ありますよね?

カネコ

俺が忙しい時くらい、
電話応対を
してくださいよ💢

太陽アプローチ

カネコ

Yさん…

カネコ

申し訳ないんですが、
もう少し電話に
出てもらえませんか?

カネコ

僕が業務に
追われている時だけでも
構わないので…

カネコ

お願いします。

“北風”も“太陽”も、負担になる

どんなにYさんに不満を募らせても、

“北風アプローチ”は、絶対にしませんでした。

感情的になるのは、◯カだと思っているし、

人に対して怒りを向けるというのは、

意外とエネルギーが必要で、

“脳のメモリ”を圧迫すると思っているからです。

一方で、そうかと言って、

“太陽アプローチ”も、したくありませんでした。

温かい言葉を選んで穏やかに言うとしても、

他人の短所を指摘して行動の改善を促すのは、

やはりエネルギーを必要とするからです。

カネコ

自分が指導者の立場だったら、
やむなく“太陽アプローチ”
使いますけどね…

では、僕はこの時にどうしたのか?

攻撃的“北風アプローチ”でもなく、

寛容的“太陽アプローチ”でもない、

“真・太陽アプローチ”を試みました。笑

“真・太陽アプローチ”

僕が煩雑かつ量の多い業務に追われて、

電話に出る余裕がない時にとった行動。

それは、

電話が置いてある自分のデスクから離れて、 

社内共用の作業スペースに移動し、作業をする

ということでした。

そうすれば、

電話のそばには、Yさんしかいなくなるので、

掛かってきた電話は、

必然的に、Yさんが取らざるを得なくなります。

僕にとっての“太陽”は、

寛容的穏やかであることの比喩ではありません。

相手を責めたり、説得したりして、

相手を直接動かそうとするのではなく、

自分の行動を変えることで、

相手が動かざるを得ない状況をつくる。


直接的に相手を厳しく攻撃しないため、

一見、穏やか寛容的に見えるけれども、

じりじりとした無言の圧力を相手に掛け、

間接的に相手の行動の変容を促す。

それが、僕が考える、

“真・太陽アプローチ”なのです。

他人に期待しないし、動かそうとしない

そもそも、僕は他人に期待をしません

もっと踏み込んで言えば、

カネコ

あの人に
僕の思い通りに
動いてもらおう

という思いを抱くことはありません。

他人に期待するくらいなら、

さっさと自分でやってしまう。

それ以前に、

願望は、自分で行動できる範囲に収める。

シンプルにそうしているだけなのです。

しかし、時として、

カネコ

もしかしたら、
こうすれば、
あの人を動かすことが
できるかも…☆

というアイディアが浮かぶ時があります。

そういうときは、

カネコ

試しに
ちょっとやってみよう♬

カネコ

これであの人が
動いてくれたら
ラッキー

くらいの心構えで、

行動を起こしてみることにしています。

それが、“真・太陽アプローチ”なのです。

カネコ

仮にそれが失敗して、
その人が自分の思い通りに
動かなくてもいいのです。

カネコ

その時は、
自分がやればいいだけなので。

この記事は、
2025年5月30日に公開したものを、
大幅に加筆修正したものです。

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。