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『皇室』について本気出して考えてみた(17)―皇室と人権編

皇室の方々の人権について考える

今回の『皇室シリーズ』では、

皇室問題を巡るニュースをきっかけに、

皇位継承に関する基礎知識を学び、

皇位継承問題の議論について理解を深めました。

そして、生意気ながらも、

天皇の退位と安定的な皇位継承について、

自分なりの提言をしました。

そうした中で、最終的に僕が思ったのは、

カネコ

皇室の方々って、
人権を制約
されているのでは?

ということでした。

『人権』とは?

日本国憲法には、

人権とは何か?を定義した条文はありません。

そこでこの記事では、

『人権』とは?

日本国憲法において、

国民に保障されている自由権利のこと

という定義で話を進めます。

皇室の方々が制約を受けている自由や権利

  • 第13条 幸福追求権(自己決定権)
  • 第15条 選挙権・被選挙権
  • 第21条 表現の自由  
  • 第22条 居住・移転・職業選択の自由
  • 第24条 婚姻の自由
  • 第29条 財産権

皇室の方々における人権の制約は、法律に明記されているわけではありません。

したがって、憲法皇室典範皇室経済法宮内庁の運用皇室の慣例などを総合して、皇室の方々自由や権利には一定の制約があると考えられているという理解です。

なぜ、皇室の方々の人権は制約されるのか?

出典:https://toshihirokaneko.com/wp-admin/media-new.php
  • 皇室の政治的中立性を守るため

    選挙権・被選挙権表現の自由
  • 日本国民の象徴としての立場を守るため

    居住・移転・職業選択の自由
  • 皇位継承の安定性と、皇室制度を維持するため

    幸福追求権(自己決定権)、婚姻の自由財産権

皇室の方々への人権の制約は、最小限であるべき

皇室の方々への人権の制約は、

公務員CMタレントのことを考えると、

理解しやすいかもしれません。

CMタレントは、企業イメージを守るため、

政治的発言に中立であることが求められます。

また、公務員は、

行政政治的中立性信頼性を守るため、

政治的行為が制限され、

守秘義務信用失墜行為の禁止を強いられます。

同じように、皇室の方々も、

政治的中立性象徴としての立場

皇位継承の安定性皇室制度の維持のため、

自由や権利の一部に、一定の制約を受けています。

しかし、

ここで冷静に考えたいことがあります。

公務員CMタレントは、

基本的には、自ら望んでその職に就いています。

つまり、彼らは、

制約経済的利益とのトレードオフを、

自らの意志で選択しているのです。

一方で、皇室の方々はどうでしょうか?

妃殿下を除き、皇室の方々は、

“権威”“人権の制約”トレードオフを、

生まれながらにして、強いられてしまっている。

僕には、そう思えてならないのです。

だからこそ、

皇室の方々への人権の制約は、

必要最小限かつ、

合理的な範囲にとどめるべきだと思います。

カネコ

第15回の記事で、僕が、

天皇が退位の意思と、
皇位継承者について
意見表明できるように

という提言を行ったのも、
人権の観点から、
天皇の政治的な発言への
制約を最小限
してさしあげたいと
思ったからでした。

カネコ

例えば、
皇室の方々に、
被選挙権を認めないのは、
政治的影響を考えた時に
合理的な制約だと思います。

カネコ

一方で、
選挙権については
どうでしょうか。

カネコ

憲法第15条第4項では、
秘密選挙
保障されており、
誰が誰に投票したか
は分かりません

カネコ

その点を踏まえると、
皇室の政治的中立性との関係で、
皇室の方々に、
選挙権まで
一律に認めないことが
本当に必要なのかについては、
議論の余地
あるのではないでしょうか。

僕は、皇室廃止論者ではない

以前、とある皇室評論家の方が、

このようなことをおっしゃっていました。

皇室評論家

天皇の人権
皇族の人権
言うってことは、
その先には、

皇室をなくせ!

って話になるんです。

僕は、この発言を聞いて絶句するとともに、

カネコ

確かにそうかもな…

とも思いました。

僕は、皇室廃止論者ではありません。

皇室は、

日本が世界に誇る世界最古の王室であり、

日本国および日本国民統合象徴です。

日本の歴史文化

そして、国柄を今日まで受け継いできた、

かけがえのない存在だと思っています。

だからこそ、

これまで、現在、将来にわたって、

このかけがえのない皇室を維持するために、

ご自分の人生を犠牲にしてくださっている、

皇室の方々には、本当に感謝の念しかありません。

皇室制度に、皇室の方々の意見を反映させたい

筆者が生成AIで作成

次の天皇には、どなたが相応しいか?

女性天皇を認めるべきか?

旧宮家の男系男子養子として迎えるべきか?

男系継承をこれからも維持していくべきか?

女系継承容認していくべきではないのか?

皇室制度廃止してもいいのではないのか?

ネット上では、

様々な議論が、喧しくなされています。

僕は、上記のどの意見にも、与しません。

なぜなら、皇室制度は、

国家機関としての制度である前に、

生身の人間である皇室の方々が、

ある意味で、ご自分の人生を犠牲にしながら、

日々お暮らしになっている営みに関わることだから。

僕が、一国民として願うのは、

皇室制度において、

少なくとも、

皇室の方々の意見法的に反映され、

皇室の方々における、

自己決定を含む幸福追求が、

最大限尊重される、

そのような制度設計がなされること

ただ、それだけなのです。

全17回の長い記事を、

ここまで読んでくださり、

本当にありがとうございました。

今回のこの『皇室シリーズ』が、

皆さんが皇室について考えを巡らす、

ほんの一助になれば、この上ない幸いです。

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この記事を書いた人

余白を大切にするミニマリスト。

1986年9月9日生まれ 独身男性。

ゆるく試行錯誤をしながら、
整った暮らしを目指しています。